義母の放射線治療で、あっという間に髪の毛が全部なくなった時
も結構なショックを受けた。シルバーブロンドで長く綺麗だった長髪が
目の前で変貌を見せた。そして大柄だった体格がみるみるうちに小さくなった。

彼女の毎日の変化を、一番身近で見ているIn Lowのポジションが私だった。
次男の夫と私が、同じ町に住んでいて、彼らはファームでオフグリットの生活を
しているから、当時はほぼ毎日義理の両親がうちにコーヒーを飲みにきたり
シャワーを浴びに来たりして顔を合わせている関係だった。


一番大きくデトックス反応が出たのが2022年の6月。

家のすぐ裏で火災が発生した。
本当にすぐ側で燃え上がっているように見える、立ち昇る赤い炎と煙。

このまま家が焼かれてしまったら、一体どうなるんだろう?という恐怖。
すぐに避難を!とパトカーが家々を回って呼びかける中、慌ててバックパックに
必要なものをとつめる自分。


火事は大きな被害になることなく、深夜には収まり、住民も戻ってこれたのだけど
結構な煙を吸い込んでいたようで、翌日一日は寝込んだ。
呼吸器をやられて、その数日後、正直な肌にデトックス反応全開!!

蕁麻疹が見事に全身にブワーッと勢いよくスプレッドしていき
あまりの痒さと、喉が締めつけられていく苦しさで、真夜中ヒーリング仲間へ
時間を厭わず、初めてSOSのテキストを送りまくった。

NYに住むヒーラーの友人が、朝方4時だったであろうあちらの時間に浄化を手伝ってくれて
迫害の過去と恐れをあげてくれ、浄化してくれた。
同じく東海岸に住む友人も、対処をしてくれた。
あの苦しさは、絶対ひとりで乗り切れるもんじゃなかった。
翌日に見た夢は、かなりショッキングだったから起き抜けにミミズみたいな文字で
書き殴っていて、昔ハワイで、子どもたちが人身売買されている現場の加担者か
目撃者だった私の視点だった。

今学んで実践しているヒーリングワークがあるからこそ、
どんな影響が反映しているのか、何とリンクしているのか、過去のどの感情が
トリガーになっているのか、諸々の糸口をたぐり寄せるヒントと手段があるけれど
去年の夏は、【自分には力がない】という思い真っ只中だった。

恐怖心の全てが、集結して押し寄せた6月だった。

日に日に小さく痩せていく義母を見て勝手に死を意識した。
火事が火に油を注ぐように、恐怖という感情に点火して
夏至の訪れとともに、大浄化。そしてその週のヒーリングクラスの
ワークテーマが【恐れ】だったんだよねぇ、身体と連動している全ての動きに
驚愕とともに、サレンダーするしかなかったな。

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