さんがにちと魔女宅


さんがにち。といってもハワイではお正月感はゼロで、大晦日のクレイジー花火だけでしかないんだけど、ゆっくり過ごした今日はポニョに続いて、魔女の宅急便を久しぶりに鑑賞した♡


魔女宅は特に、自分が思春期の真っ只中に上映されたジブリ作品の一つだから、テーマ共に思いが入りやすい、大好きな作品。そして、留学や海外生活経験のある人ならきっと、いや絶対!魔女宅のストーリーには感情移入して涙してしまうはず!!音楽も最高!


久しぶりに観たらね、冒頭数分で泣いたわ。

まだタイトルコールも始まらないうちからよ!!どこで?!って思うでしょう。

キキが今日出発することにする!って言って、お父さんとお別れするシーン。
『いつでも帰ってきていいんだよ』って父が娘に言う。

これは男性性の象徴だーーー!って思ったわけ。

《 帰る場所・安心感・包容力・挑戦させてくれる信頼 ・安定の土台 》


この大きな包容力が、私の思う絶対的な男性性。そしてインナーチャイルドの癒しをしていく過程で必ず登場する、父からの愛。男性性の愛。


今まではキキが飛べなくなってしまうシーンに涙してることが多かったけれど、映画はじまって数分でポロポロ泣いてる母に、息子がビックリしてた(笑)え?泣くとこ??って。

これはねー。父親とのインナーチャイルドを深掘りしたことのある人なら、分かると思う!

実際私が長期で留学する時、私のお父さんは言ってくれた言葉だし、恋愛相手じゃないけれど昔からの信頼してる友人男性が、またいつでも帰っておいで。ってメールしてくれた時、この言葉の偉大さを再確認した。これは自分が理想とする男性性の象徴なんだなって。私が根底で男性に求める力・エネルギーということだし、自分の男性性の本来の姿がこの姿勢なんだなって。


魔女宅はいつみても、違った角度からその時その時の深掘りができて、深く共鳴するところが時代と共に変化していって宮崎監督、本当にすごい!ってしみじみ思うわ。



2025年最初に観た映画が、1989年のジブリ♡良きスタートですな。






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