2010年に出会って以来、私のヒーリングの旅をいつも何処かで先頭切ってトーチを持って歩き続けてくれている先生が、長年暮らしたブルックリンから35年ぶりに日本に帰国しました。アメリカでの暮らしを全て畳んでの、完全帰国です。
この3か月ほど、彼女の心境や状況を文面でおわせてもらいつつ、自分にとっても大きなインパクトを与えてくれた彼女の決断でした。
8月末には日本。と聞いていたけれど、ふとBlogを見るとちょうど日本に着いた日でした。
『ただいま〜。帰ってきたよ〜』
という最後の文面に、涙が溢れてしょうがない私。
人生がジャーニーではあるのだけど、私たち海外組は、いつからか生まれ育った場所を離れて、異文化・異言語の中で様々な経験を体感して、枠を壊され、概念を固めたり捨てたり受け入れたりしながら、水のように形を変え広く高く視野を広げてきた。
それぞれの場所で居心地の良さを得て、今の暮らしの拠点ではあるのだけど。
本当の意味で、ハートが心地よく収まる場所=ふるさととなると、それはやっぱり母国なんだろう。
母国語を、思考で相手に合わせて使うツールではなく、本音をハートで伝え合える相手との同言語。
その最強版が
『ただいま』
『おかえり』
だと思うんだ。
いつでも無条件に戻ってこれる場所。物質的な場所ではなくて心の在り処。魂が選んできた場所。
思いを馳せるHOMEはどこにある?ハートに手を当てて、感じてみて。
それは状態。自分の心地の良い心の状態。
自分がその状態の時、自分はどこにいると感じる?
『おかえり』手を広げて待っていてくれる人は誰?
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