obsessedしているもの


2024年もはっ!という間に2週間も経つのだけど、私は何をしていたかというと
毎日、ほうじ茶を真剣にいれて、飲んでいる。

毎日2リットルくらい飲んでると思う。
茶葉1スプーンをティーポットに入れて、贅沢に一杯分だけ味わってる。

水が違うと味は変わるし
温度も本当に『美味しいぃ〜〜〜〜』としみじみホッとする塩梅があって
茶葉と水と温度がちょうど良くパーフェクションで合致した時の美味しさたるや、、、

その感動がたまらなくて、1日に5杯も6杯も淹れてしみじみ飲んでる毎日なのだ。

クリスマスに実家から送ってもらったほうじ茶、1パック100gがもうない。

そこで茎茶の話をしたいのだけど、
私は物心ついた時から、茎茶にObsessed(狂ってる、取りつかれてる、夢中になってる)していて
緑茶の中でも茎の部分だけの、茎茶狂いだった。
どれくらいの温度のお湯で蒸すと、茎の風味がベストパフォーマンスするのか、だけに日々夢中になってお茶を入れていた。淹れたお茶を飲むことより、蒸した茶葉の香りを楽しんで、茎を噛むことの方が断然好きだったので、母に怪しまれた。
何より、お茶を飲み過ぎて(茎を噛みすぎて)高校生の時は貧血症状が酷く、病院通いして、赤血球欠乏症で鉄剤を飲まされていたほど。緑茶のカテキン成分が、鉄分とくっついて流してしまうそうだ。
そんなことも知らないまま、毎日茎茶を飲んでいた。

今になって思うのは、茎を噛む習性は大昔、多分マヤの時代かヒスパニックだったイメージだけど、
葉タバコを噛んでいるしわくちゃのばあちゃんの記憶。
吸う、ことに興味を示したことは一歳ないけれど、何にしても茎が異常に好き。

何も生み出してはいないんだけど、夢中になったら辞められないものが誰にでもあると思う
こういうのを性癖、クセっていうんだと思うけれど、大概のことは成長過程で封じる傾向がある。ちょっと理解し難くて変だと思われたり、否定されたりする過程を通ってなるべく『普通』を装う。そんな時代を通ってきたけど、今のYoutube世代は自分だけの強烈なクセを、かなり伸び伸び個性として表現しているなぁ〜〜〜と、ほうじ茶を飲みながらぼんやり思うのです。

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