全て通気でしかない


身体もそう
部屋も家もそう
人間関係も感情も、全てにおいて気が通っているか、気の巡りがあるか
滞っているか、でしかないと思ってるのだけど、日本の最近は気を休めるばかりに消費社会も
人間も留まっていて、気休めの商品で溢れてる。

この夏は日本で夏フェスに、何十年かぶりに参戦したのだけど
その時に圧倒されたのは、【夏フェスコーデ】だった。

超絶猛暑の中、黒のレギンスアームカバー、全身隙間なくピッタリと黒子のように肌につけて、その上からフェスのTシャツや、好きなバンドTシャツを着てる。

こんなに暑いのに、炎天下【黒】?

小学生の時に習ったよね、黒は一番吸収する色って。太陽と虫眼鏡の実験は、もう今の教科書では扱わないのかな。暑さを最大限に受ける格好をしておいて、暑い暑いと言うので『マジか?アホか?』と疑った。。。きっと日焼けをしたくない症候群なんだろう。

日本とか韓国くらいだけど、美白文化が先立ってしまって、太陽は悪。紫外線は悪。シミは絶対NGが徹底されてる国。


日焼けしたくないから、全身ピッタリと黒でカバーして熱が身体に籠るんだよね。
だから首に巻いたり、頭につけたり、部分的に対処する商品で溢れてる。

通気をさせればいいだけなのに。
頭にこもった熱は、冷えピタ貼ったってその場しのぎでしかない。籠らせて閉じ込めておくのが良くない。汗をかかせて発散させなくっちゃ。ハワイはその点最高に素晴らしくって、こもった熱をビーチでどぶん!と一瞬で解放することができる。身体は丈夫になるし、思考もクリアーでヘルシーだ。

せめて日本古来の麻を着たら、一番に解決するんだけど。先手打たれてイメージ戦略されたから麻の服着てたら、きっと居心地悪いんだろう。リネンでもいいし、バンブー生地も最高に通気がいい。
とにかく化学繊維じゃなければいい。


流行っているもの。みんながするから。市場で急に出回るキャンペーンには、是非とも立ち止まって考える癖をつけて欲しい。


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