実家に帰ると、必ず出てくるのがインナーチャイルド。
まだまだ、過去のどこかで『ありのままの自分でいられなかった』過去のわたしが
些細な会話や、言動で反応する。
今朝は、母と面白いことがあった。
後ろ髪が伸びてしまったので、2cmだけ先を切ってくれない?って母に尋ねたの。
そもそもは自分でちょっとだけ切ろうと思って、ハサミはある?って聞いたところからはじまり
【母に髪を切ってもらう】って行為自体を、ちいさなじぶんが『うれしい💛』って反応したから何かお母さんと一緒に受動的にしてもらうつながりをこの子は求めていたんだな、って感じて、母に切ってもらうことにしたの。
母も自分が役に立てることが嬉しかったのか、髪の毛が飛び散らないようにアイディアを工夫してビニール袋を作り替えて、肩にかけてくれた。
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『2cmだけはねてる先を切って』と伝えた私。
後ろ髪に残ったパーマが、まだカールしててはねていたのは良かったんだけど、ほんの少し長すぎる部分を切ってほしかった。
ところが母は、
『はねてる部分を切って』って解釈したようで、パーマが残ってカールしてる部分をみんな切ってしまった!!びっくり!
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相手の意をくまず変換させて自分の解釈で、勝手に物事・言動を進める母に、私は幼少期苦しめられていたことがすっごくわかった。
だから自分の反応の変化がすごく面白かった。最初はえ〜〜?ってなんでこうなるの?ってショックでガッカリした。全然伝わってないじゃん、2cmって言ったよね?って。カールはまだ残しておきたかったのに、母はカールが邪魔だから切って。って勝手に解釈してみんな切ってしまった。
どうしてみんな切っちゃうの?って悲しくなって、次に『また伸びるからいいじゃん』って自分を押し込めるじぶんが出現した。『執着しない。また伸びるんだからさ。』って。この会話が自分のあたまん中でされてる間、あー私は自分の感情をみんな押し殺してないことにしてきたんだなぁ〜ってひしひしと感じていた。【執着】の概念も随分とずれていたようだ。かえって執着を増すことを無理強いさせていたじぶん。
母は、『えーそうなの?じゃあまた美容院でも行ってきたら?』の一言を投げかけてどこか行ってしまった。
母と関係しているインナーチャイルドは、長いこと細かく癒してきたけれど、本当にいつでも実家に帰ってくると残り火みたいに、灰になったところからも点火する。
こういうところで傷ついたじぶんがいた。
というはじまりを自分で気づくことで、その過去をリフレイミングすることができる。
じゃあ、どうしたかった?どうされたかった?
本来の自分はどんな在り方で、何を伝えどう表現する?
これはこれでまた伸びるからいいじゃん。って諦めてしまうじぶん
母に頼まなければ良かった。やっぱりこの人ととは言語表現も意思疎通もうまく行かない、と母を悪者にするじぶん
そうしてきたじぶんを、感じてあげる。こういう鬱憤とした感情が奥底にあったんだって。じぶんを見てあげたら心がスーッと落ち着いていった。母への怒りも引いていった。
この光景を見ていたのか、いなかったのか、その後息子がママ髪切ったの?って聞いてきて
彼がかけてくれた言葉に、愛と光が充満していてすっかり私は癒されてしまった。
もう大丈夫だと。
親子の連鎖は、本当におもしろいと思う。
傷つき、癒され、学び、気づく感情ゲームをする最高の相手として自分で選抜した配役なのだから、自分はすごいプロデューサーなのだ✨
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