若鳥デビュー


2024年の10月にやってきたヒナたちおよそ50羽が
卵を生み始めました!

10月生まれのヒナたちは、しばらくうちのガレージの段ボールの中で安全に暮らし
体が30センチくらいに大きくなると、今度は裏庭に柵を作って彼らを外に移します。
ハワイにはマングースがいてひな鳥の外敵になるので、ある程度からだも大きくなって、鶏たちの団結力も出てきてから、裏庭の敷地の中で自由に虫を啄んだり、草を食べたり、土をほじくって幼虫や昆虫を食べて過ごします。太陽が出ている時間は、ほぼ外でお昼寝と活動を繰り返してる。


裏庭から、いざファミリーファームのある農地まで運んだのは、2025年の1月最初の日曜日でした。

そこから1カ月。早熟な若鳥数匹が【初たまご】を生み出しました🥚
グランパが想定してたのは、春分も過ぎた4月頃だったのでかなり早めのクリエーターたちです。

初たまごのことを、【Polet Egg】ポレットエッグって言います。
お母さんの初乳のように、生命を育む力と栄養がぎゅぎゅっと詰まった、小さな小さな卵。

うずらの卵よりは大きいですが、商業サイズのスモールサイズには満たないので、初たまごは私たちがありがたく頂きます。Caregiverの特権かもしれません。

さて、この若鳥チーム。とても面白いことに、ルースター(雄鶏)がいなかったのです!!!

50羽のバッチの中で、通常約1割が体が弱かったり病気になって死んだりします。
(ちなみに雛鳥は、アメリカ本土の特定の鶏の種類を売っているブリーダーさんから、義両親の好みの鶏を選んで買っています。)空輸でハワイまで届いた時点で、弱ってしまう子がいるものです。
普段見かける、ハワイの野生の鶏たちも同様、雌鳥は多くて10羽ほど卵を孵してヒナを連れているけれど、やっぱり種を引き継ぐ強い子たちが生き残るようにできています。より良い遺伝子を残していく野生の力はどの動物も同じだと感じます。


そして生き残った今回の鶏たちが、全員メス!ってことがなんだか時代を象徴している、今の世界線を表しているようで、すっごく面白かった!
オスがいなくても卵は産めてしまう鶏たちですが、私たちファームの卵はオーガニック有精卵なので、そのバッチの鶏たちを仕切るルースターが常にひとグループ1羽としているんです。
だから今回は他から引き抜いてきたルースターと一緒にしているそうですが、グランパと話しているといつも面白いことに気づきます。

聖書にもすでに書かれてあったように、もしかすると女性は男性無しでも受精し、出産が年齢関係なくできてしまうものすごいクリエイターなのかもしれません♡
固定概念をどんどん崩していけば、クリエイターの力はもっと自由に制限なく創造されていくんだろうな。楽しみな世界線をにわとりたちから想像させてもらったよ。


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