NYで暮らしている頃、5月下旬のメモリアルデーになると行われる大きなアンティーク市に行っていました。(過去のBLOG2007年✍️)
その頃手に取ったものは、何回もの引っ越しを経てもなお手元にあって、その中でも圧倒的数収集するクセがあったのが『鍵』でした。その鍵を使ってアクセサリーを作ったりしていた時期も、遠い昔にあったのですが、ハワイに来てからのここ10年、日の目を浴びることなく缶の中にしまわれたままでした。
2023年にやってきたメッセージ 『引っ越す』を受け取って以来、どうやって?どこに?
思考ばかり先立って焦る気持ちがまず湧いてきました。
次に、意識を先に移してしまえ!とビジュアライズをして、どんな暮らしをしている自分なのか、その場所にいるとどんな気分でいる自分なのか、誰とどういう暮らしを楽しんでいるのかを、クリアーにしていきました。
すると重かった気持ちも少しずつ希望的になっていって、手付かずだった【断捨離】に手が伸びるようになりました。
次の暮らしでは着ることのないだろうスキニーパンツは全部捨て、パジャマになるだろうと取っておいたTシャツを捨て、、すると一掃して居心地のいい、着心地のいい、自分が次のステージで着たい服がクロゼットに入れ替わりました。
クロゼットの片付けをしている時に、久しぶりに鍵たちが顔を出しました。
鍵たちが喜ぶような、日の目を浴びる場所で使ってもらえる人は、、、、と思った時、すぐに地元の大学の後輩と、去年知り合った地元の雑貨屋さんの顔が思い浮かびました。
アンティークのものを、素敵な空間にワープさせて、新しい息使いを吹き込む女性の代表格のお二人🤍日本に帰省する時は持ちかえって、彼らにもらってもらおう!と思ってスッキリしてました。
日本に行く日程が決まって、アンティークの鍵を友人にあげようと、メールの文章を書いていたら、次々とアイディアが降ってきて、雑貨屋さんでアクセサリー作りをその鍵でやろう!になりました。
自分では思ってもいなかった展開に運ばれていきます。
鍵ってなに?鍵の用途は、何かの扉をあけたり閉めたりするツール。
アンティークKEYは【過去】何かの扉をあけしめしていたもの。
その扉は今は存在しなくとも、鍵は手元にあるという事実。人は過去の鍵をたくさん持っています。あの時の感情はそのままに、今はなき幻想の扉を閉じれないまま。
私は過去の鍵をたくさん持っています。
それらの鍵を人々に渡すことで、その人の過去の傷やトラウマ、インナーチャイルドと言われるものを開ける、または、閉める扉へお連れします。
きっと私は、それを通して【引っ越す】というまだ見ぬ次の家の鍵を、よりクリアーに、手にして行くんだと思います。
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